2019.1.16
高崎市のお客様から軒天井に塗装の剥がれがあることに気が付いたので見て欲しいとの依頼がありました。
実際に現場をみさせてもらいました。
確かに軒天井のすみの部分に塗装の剥がれが見られます。
お客様が気になって、ほうきでついてみたところべコべコとしたそうです。
北側に回り込んで見てみました。
軒天井だけではなく、破風板の傷みも確認できました。
お客様のお話ですと、雨が降るとお隣の空き家から雨水が降りかかってくるとのことでした。
よく見てみるとお隣の空き家の庭には抜け落ちたパイプがありました。
おそらく2階の屋根の雨樋に集まった雨水を1階の屋根の雨樋へと流す役割のパイプだと思われます。
お隣の空き家は雨樋が積雪時の影響で大きく広がり、お客様のお宅の方へお辞儀をしたような状態になってます。
これらのことから雨が降ると外れたパイプから2階の屋根に集まった雨水が一気に降りかかっていると思われます。
今後の対策として、破風板自体が傷んでいますので塗料を塗り直すのではなく、板金で覆って保護することにしました。
軒天井についてはお客様の希望により傷んだところだけを直すことになりました。
現在使われている軒天井はベニヤ板なので傷むと剥がれてきてしまうので、ベニヤ板よりも耐久性のあるケイカル板にて直すことにしました。