2019.5.17
伊勢崎市にお住まいのお客様から、屋根を直そうと考えているので見積りをして欲しいとのご依頼がありました。
お客様のお宅にお伺いすると、玄関には割れたコロニアルの瓦の一部が置いてありました。
旦那様が庭に落ちていることに気付いて拾っておいたそうです。
以前にも1階の屋根の瓦の一部が落下して旦那様が応急処置をされたそうです。
さっそく屋根に上がって調査します。
今回のお客様の屋根は大きな片流れの屋根になっています。
実際に上ってみると、所々コロニアルの瓦にひびが入っていることが確認できました。
ざっと数えてみたところ20~30枚のコロニアルの瓦にひび割れが確認されました。
また近くで見ないとわからないくらいの小さなコロニアルの瓦の欠けたところがありました。
そしてこちらが旦那様が落ちていることに気付いた瓦の一部の元のところです。
片流れの屋根の中央部分にて確認することができました。
旦那様の依頼で欠けたところを修復して欲しいとのことでしたので、玄関にあった欠けたコロニアルの瓦の一部を元のところにコーキングにて接合させていただきました。
こちらはコーキングにて欠けたところを修理した後になります。
遠目にはわからないような状態になっています。
さらに上って棟のところも調べました。
少しわかりずらいかもしれませんが、棟板金が少し浮いていることがわかりました。
およそ指一本程の浮きです。
群馬県は強風が吹きますので棟板金が飛ばされてしまう方もいらっしゃいます。
またコロニアルの瓦と瓦の積み重なっているところを横から見てみると、少し隙間ができていることがわかります。
これはコロニアルの瓦が経年劣化により少しずつ反り始めていることが原因です。
こうした隙間も放置しておくと雨漏りの原因となっていきます。
今回のお客様の屋根の棟には換気棟という屋根の熱を逃す棟にはなっておりませんでしたので、換気棟を付ける見積もりをご提案させていただきました。
また劣化の進んでいるコロニアルの瓦の対策として、ガルバリウム鋼板にて屋根を覆うカバー工法で提案させていただきました。
今回のお客様は片流れの屋根になっておりますので、合わせて雪止めも付けることも見積もりに入れさせていただきました。
今回のお客様のように屋根の瓦のひび割れなどが気になっている方は、屋根のやまちゃん高崎までお問い合わせください。