2019.6.15
安中市で雨漏りが発生したお宅で、既存の屋根の上に屋根をかぶせるカバー工法の工事をしています。
前回までに防水シートの上から水切り板金という、雨水から屋根を守る板金を取り付けました。
ちなみにこの平らな板金は「唐草板金」と言います。
雨水を雨樋へと導く役割をする水切り板金です。
もちろんこの唐草板金の下には、後で雨樋が設置されます。
今回は防水シートの上から屋根材を葺いていきます。
今回のお客様の屋根に使われる屋根材は、軽くて丈夫なガルバリウムカラー鋼板になります。
防水シートを張っていった時と同じように、下から上へと一枚一枚重ねていきます。
ガルバリウムカラー鋼板には断熱材が裏にあるものと無いものがあります。
今回のお客様は断熱材が付いたものになっています。
夏の暑さは年々厳しくなっていますので、断熱材がある方がおすすめです。
また屋根材のガルバリウムカラー鋼板を葺いていくときに、壁と屋根との際のところも雨水を押さえてくれる雨押え板金を張っていきます。
ちなみに写真のように屋根が降っているところの壁を降り壁、または流れ壁と言い、雨水の侵入に気を付けなければならないところです。
一枚一枚積み重ねて屋根の一番高い大棟にまで屋根材のガルバリウムカラー鋼板が葺ければ次の工程の棟板金の作業になります。
ちなみに今回のお客様に使用した屋根材のガルバリウムカラー鋼板は、塗膜15年保証、赤錆20年保証、穴あき25年保証とされてますので、かなり耐久性の高いものになっています。