2019.6.17
安中市で雨漏りが発生したお宅で既存の屋根の上に屋根を被せるカバー工法の工事をしています。
前回までに屋根の一番高いところにある大棟まで屋根材としてガルバリウムカラー鋼板を横葺きしました。
今回はその続きで、貫板と棟板金を取り付ける作業になります。
本日使用するのはこちらになります。
木材の方は棟板金の下に葺く貫板(または棟板)です。
色が少しピンク色をしているのは防腐剤が入っているからです。
そしてその貫板の上に被せる棟板金になります。
まずは貫板を屋根と屋根との接合部、棟のところにつけていきます。
棟板金は採寸するだけではなく実際に現場に合わせて裁断したり加工したりします。
板金取り付け前に防水のためのシール剤、コーキング剤を貫板の側面両側に塗布します。
そして棟板金を被せます。
棟板金と貫板に釘打をして固定します。
この工程を全ての棟のところで行います。
これが完成した大棟の棟板金になります。
大棟から別の角度で見た状態。
ガルバリウム鋼板の屋根は光沢があってきれいですが、雪などが滑りやすいので、写真にあるように雪止めは必須になります。
今回のお客様はちょうどこの写真のところで雨漏りが発生していましたが、これで雨漏りの心配はなくなりました。
今回のお客様のように、雨漏りや屋根のカバー工法についてのご相談は、屋根のやまちゃん高崎までお問い合わせください。