高崎市で雨漏りの板金屋根の劣化したコーキング剤を調査

2019.7.9

高崎市で1階と2階の間で雨漏りがしているので見て欲しい、との依頼があったお客様のお宅の屋根の調査の続きになります。
瓦をめくって雨漏りの場所を探せる瓦屋根と違い、板金の屋根はめくることができないので、屋根の谷のところや棟のところなど屋根と屋根のつなぎ目を調べていきます。

今回のお客様は1階和室のみ雨漏りが発生していましたのでその和室の上にあたる板金屋根の棟を見ていきます。

棟のところには過去にも雨漏り対策がしてあったようでコーキング剤が棟の隙間にしてありました。
写真はそのコーキング剤が劣化して取れているところです。

棟板金の両側に雨漏り対策のコーキング剤が隙間に塗られていましたが、雨が降った後で、そのコーキング剤から雨水がうっすらとにじみ出ています。

棟板金を抑えてみると、じわっと雨水が滲んできました。
雨漏り対策として屋根にコーキング剤を塗ることはありますが、劣化してくると雨水が侵入してくるようになり、
さらにその入った雨水を内部に溜めてしまうことになってしまいます。

雨漏りの原因を探して、他にも古いコーキング剤のある所をチェックしていきます。

古いコーキング剤を剥がしたところ、穴が開いたところを発見しました。
これは間違いなく雨漏りの一番の原因だと思います。
何かを落下させた時にできるような穴でした。

さっそく新しいコーキング剤を屋根の穴の開いたところに埋め込んでいきます。
後日、雨の日がしばらく続いた後にお客様に確認しましたが、雨漏りしなくなったとのことでしたので、ここが一番の原因だったと思います。

棟板金に載せてある劣化した小さな古いコーキング剤の塊、最初は屋根の穴を塞いでいたのでしょうが劣化して穴の上で浮いているような状態になっていました。
今回のお客様は屋根の形状が特殊だったためできませんでしたが、板金屋根の雨漏り対策は屋根の上に屋根をかぶせるカバー工法が良いと思います。
屋根の雨漏りが気になっている方は、まずは屋根のやまちゃん高崎までお問い合わせください。

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