2019.7.26
高崎市の戸建てのアパートの屋根で雨漏りが発生しましたので、今回はその修理をすることになりました。
まずは一番高いところにある棟瓦から外していきます。
この棟瓦はまた積み直しますので、外した後はまとめておきます。
屋根の上から見た様子、丸瓦の下には泥土が塗られていました。
今回はこれを南蛮漆喰でやり直します。
さらに、のし瓦と古い漆喰を外すとここにもまた泥土が塗られていました。
今回は全て泥土が塗られていたところを南蛮漆喰にします。
さらに平瓦を外していくと雨水の流れたような跡が複数見られました。
そして古い瓦桟は劣化して傷んでいますので撤去して処分します。
瓦桟を外してみるとよくわかりますが古い防水シートは劣化が進んで、至るところで破れて穴が開いていました。
棟には新しい防水シートを張っていきます。
防水シートは、「改質アスファルトルーフィングシート」またの名を「ゴムアスファルトルーフィングシート」と言います。
従来の防水シートよりも耐久性の高いものになっています。
そして防水シートの上には水抜き加工を施した瓦桟を設置します。
そして後は平瓦をまた元に戻していきます。
そして南蛮漆喰を塗って、のし瓦を積んでいきます。
のし瓦の上にも南蛮漆喰を塗って、その上に丸瓦を積んでいきます。
積み上げた棟瓦を緊結線で縛り上げてしっかりとしたものにします。
棟瓦と鬼瓦のつなぎ目のところにも南蛮漆喰を塗ります。
これで完成です。
泥土と漆喰は互に馴染まないため剥がれてしまいますが、南蛮漆喰は一度塗っておけば心配ありません。
今回のように、瓦屋根の雨漏りや棟瓦が気になっている方は、屋根のやまちゃん高崎までお問い合わせください。