2019.9.4
高崎市のお客様のお宅で玄関の屋根を支える柱が傷んだため、新しい柱に交換する工事をしました。
写真でもわかるように既に柱として屋根を支える役割が果たせていない状態になっています。
まず柱を入れ替えるために屋根をジャッキアップします。
既存の柱は根元から崩れているため玄関の屋根全体が斜めに下がっていましたので、水平器を使いながらできる限り元の状態に戻していきます。
ジャッキアップする高さが決まったところで柱と目隠しのたて格子のところを切り離します。
横から見るとよくわかりますが、目隠しの縦格子の横桟がかなり斜めに下がっていることがわかります。
こちらも屋根と同じく水平器を使って元の状態に戻していきます。
そして取り付ける新しい柱の長さを計測します。
柱の長さに合わせて木材をカットします。
今回のお客様の玄関の屋根には化粧垂木が1ヶ所につき3本ありますので、ここに合うように新しい柱にほぞを作らなければなりません。
のみなどを使ってほぞを作っていきます。
無事化粧垂木のところにほぞが合いました。
そして柱の垂直を確認します。
柱が合うことを確認してから塗装します。
塗装した柱を合わせて化粧垂木と柱をビスで固定します。
新しい柱の完成です。これで安心して玄関の出入りができると喜んでいただけました。
今回のお客様のように屋根や柱などが気になった方は、屋根のやまちゃん高崎までお問い合わせください。