2019.10.2
高崎市のお客様のお宅で強風によって軒天井が剥がれて落下してしまい、火災保険の自然災害補償特約を使って軒天井を直す工事をしています。
写真は落下した軒天井の一部です。
前回までに既存の軒天井を全てケイカル板で張り替えることができました。
細かい穴が複数開いた有孔ケイカル板は屋根裏の通気口の役割をしています。
今回はこの張り付けたケイカル板に隙間がないようにコーキング作業をしていきます。
軒天井の両側にマスキングテープを貼ってコーキング剤を塗っていきます。
軒天井の両側にコーキングをすることで建物との隙間、屋根の板金部分との隙間を埋めていきます。
これは既存の軒天井ですが鼻隠し板金の継ぎ目のコーキングが切れていました。
このコーキングの隙間から雨水が入り軒天井が水分を含んでたわんだりして変形していました。
今回軒天井を新しくする際に切れたコーキングを剥がして新しくコーキングし直しました。
これで雨水の侵入を防ぐことができます。
また今回軒天井に使われているのはケイ酸カルシウム板、通称ケイカル板と呼ばれるもので、湿気や変形にも強い不燃材です。
また今回のお客様は強風によりアンテナも折れてしまいました。
これは足場から見たところですがアンテナが強風で折れたに時、アンテナが付いていた外壁も割れてしまいました。
もちろんこれも保険調査員が確認して風害として認定してもらっています。
折れたアンテナは撤去して新しいアンテナは別の場所へ設置。
割れた外壁はビスで固定した後にコーキングしました。
壁の内側には防水シートが張られていましたので屋内への影響はありませんでした。
そしてコーキング作業の次は最後の塗装工事となります。