2019.10.17
高崎市のお客様から連絡があり、先日の台風の後、脱衣室を見てみると、雨の跡があるので雨漏りしているかもしれないので見てもらいたいとのお話がありました。
訪問した日は台風とは別に雨が降った翌日だったのですが特にはっきりとした雨漏りの形跡は見られないので、天井の点検口から何か原因は無いか覗いて見ることにしました。
脱衣室の天井の点検口に上がってみたところの写真です。
雨が降った日の後ですが特にこれといった決定的なものは確認できませんでしたが、おそらく写真にもあるように壁の中を貫通する配管があり、そのわずかな隙間から先日の台風のような強い横風の時に雨水が一緒に入ったと考えられます。
先ほどの写真の壁の中を通る配管を外から見た状態です。
実際に近づいて見た状態。
配管と外壁にあけられた穴には結構な隙間が生じていました。
通常の雨だと入ってこないのかもしれませんが、横風を伴う雨、ましてや先日の台風のような強風の場合はこのような隙間から確実に入ってきます。
他にも配管周りの外壁を点検してみると横長の大きな割れ目、クラックがありました。
念のためこうした外壁のクラックにもコーキング剤で処理しておきました。
もちろん先程の配管と外壁の穴の隙間にもコーキングしておきました。
状況にもよりますが、普段雨漏りがしないけれども横風の雨の時に雨水が入ってくる方は、こうした家の側面の隙間が原因と考えられる場合があります。