2019.10.26
高崎市のお客様からの連絡がありました。
先日の台風の時に2階の窓から雨水が入ってきたようで天井に雨水がしみた跡ができているので、その雨漏りを見て欲しいとのことでした。
印をつけたところがその雨水が入った窓になります。
室内に入ると階段のところにはすでに雨漏り対策用のバケツなどが置かれていました。
お客様にお話を伺うと普段の雨では雨漏りはしてこないようです。
先日の台風のように強い横風を伴った雨の時に雨漏りが起きるようです。
こちらはそのバケツなどが置かれたところの真上の天井になります。
確かに明かりのさした窓の近くの天井に雨水のしみたような跡が見られます。
もっと近づいてみて見ると結構広範囲に雨水がしみ込んでいることがわかります。
階段を上がれば上がるほどシミの具合がはっきりしてきます。
確かにこれでは気になりますね。
2階に上がらさせてもらい問題の窓を正面から見ることにします。
窓枠はアルミ製などではなく木でできていますので、どこかしらの隙間を通じて横風とともに雨が入ってきたようです。
こちらも近くで見てみると天井に張り付けてある天井材のつなぎ目が少し隙間ができて広がっているようです。
これは天井材が雨水を吸い込んで重たくなってしまい下がったようです。
一度天井材がこうなってしまうと乾いても元の形には戻りません。
この変色と変形した天井も含めて今後の対策をお客様と相談しながら決めていくことになります。