2019.11.7
高崎市のお客様からの依頼で先日の台風で雨漏りしたので見て欲しいとのお話がありました。
こちらは家の裏側の外観になりますが、1階は板金屋根で2階が瓦屋根のお宅です。
瓦屋根の方なら瓦を一枚一枚めくってみて雨漏りの箇所を探すことができますが、板金屋根は剥がすことができないので雨漏りの箇所を探すのは瓦屋根より難しくなります。
部屋の中に入らさせていただくと畳に雨漏りによる黒いシミができていました。
今回の台風でこうした畳に雨漏りのシミができた方はいらっしゃいます。
見上げてみると和室の天井には雨漏りによるシミができていました。
水分を含んで表面部分が少しふやけた感じになっています。
和室の天井は一枚一枚が長く大きいので天井の張り替え工事となると結構大掛かりになる場合があります。
そして雨漏りの際の部屋の中のチェックポイントの天井際の「廻り縁」です。
ここに写真のような縦の雨水の筋が見られれば確実に雨漏りが発生していることになります。
今回のお客様は壁にまで雨水がしみ込んでいました。
和室の床の間にもいくつかの雨水のしみた跡が見られましたが、すべては天井の方から来た雨水が流れてきてしみ込んだ跡ですのでやはりこの和室の上の屋根を調べてみる必要があります。
屋根の調査については次回に掲載します。