2019.12.9
高崎市のお客様の所有されている敷地にユニとハウスを設置するため、その土台となる土間コンクリートを打つ作業をしています。
前回までに型枠にコンクリートを流し込んで表面を滑らかに仕上げるところまで終えました。
コンクリートは表面が固まっていても内部が固まるまでには時間がかかります。
コンクリートを型枠に流し込んでから日数をあけて型枠を取り外していきます。
型枠に隠れていたところも結構きれいに仕上がりました。
ただ、型枠をすべて取り外して完成、という訳ではありません。
写真は土間コンクリートの一辺の中心を計測しているところです。
すべての辺の中心を計測した後に縦横十文字型に印をつけていきます。
今回は養生テープで印をつけました。
そして十文字型に印をつけたとおりにロードカッターで切れ目を入れていきます。
この切れ目はわざとつけるもので「伸縮目地」と言います。
コンクリートに含まれる水分が、冬場に凍結膨張してコンクリートそのものにひび割れを起こしてしまいます。
この伸縮目地を入れることによってコンクリートの膨張する力を目地に集中させる狙いがあります。
そして伸縮目地をロードカッターで縦横十字型に入れ終えた後は、目地に詰まったものなどを水で洗い流していきます。
この縦横十文字型の伸縮目地があることで、土間コンクリートの他のところにひび割れが起きるのを防ぐことができます。