2020.1.9
高崎市のお客様のお宅で玄関の屋根を調査しました。
玄関の軒天井はカラーベニヤでできていました。
年数も経っていますのでベニヤの表面の塗装が薄くなっています。
こちらは内側の方なのでまだ状態は良い方です。
こちらは玄関の屋根の先端の方の軒天井になります。
先程と違い、外側に近い方ではかなりベニヤのささくれが目立っています。
さらにはベニヤが剥がれて垂れ下がっているような状態のところもありました。
もうこうなると穴の開いた状態になっていますので、軒天井を張り替えた方が良いと思います。
張り替えには、剥がれたりする心配の無いケイカル板（ケイ酸カルシウム板）がお勧めです。
先程と同じところを角度を変えてみた様子。
軒天井の角に穴が開いているのがわかります。
また屋根の側面の破風板の塗装は剥がれています。
反対側の破風板も同じ様に塗装が剥がれています。
こちらは玄関の屋根に上がったところ。
板金の屋根になっていますが、塗装はかなり劣化しています。
白っぽく見えるのが上塗りしたところで、赤い部分が下地のサビ止めを塗ったところになります。
そのサビ止めさえも剥がれてサビが出ています。
その結果、サビを含んだ汚れが雨水とともに軒天井の穴から流れ出てきてしまい、カーポートの屋根には茶色い汚れが付着していました。
調べたところ板金の下地はしっかりとしていましたので、
既存の板金の上から軽くて丈夫なガルバリウム鋼板を重ねて張るカバー工法をした方が良いようです。
