2020.2.7
安中市のお客様から屋根の調査依頼がありました。
普段屋根を注意して見ることはないのでよく見てもらいたいとのことでした。
まず気になったのが2階の雨樋です。
少し雨樋全体の角度が下がっているような気がします。
雨樋を上から見た状態。
雨樋の内側はすでに塗装がなくなり下地の板金がむき出しになって錆びています。
また雨樋に雪の重みがかかった影響で雨樋が下に傾いていました。
これでは雨水がこぼれてきてしまいます。
2階の雨樋がかなり損傷しているので1階の雨樋も気になります。
近くで見てみると調査の日は晴れでしたが雨水が雨樋に溜まっています。
上から見ると雨樋が歪んでいますし2階の雨樋と同様に塗装が無くなり、雨樋全体が錆びでおおわれていました。
こちらも同じく1階の雨樋ですが雨水が流れずに残っています。
1階の雨樋も2階と同様に雪の重みで勾配が変わり雨水がうまく流れなくなっていました。
今回のお客様は自然災害保険に加入されいました。
雪で変形などした雨樋は雪害にあった日から3年は保険が適用されます。
今回のお客様の場合、雨樋だけではなく屋根の板金も塗装が薄くなって錆びが発生していました。
屋根の青の塗料の下に見える赤い色は錆び止めの色です。
全体的に塗り直さないと錆びが進行して雨漏りの原因となってしまいます。