2020.3.2
高崎市のお客様より雨漏りしているので見てもらいたいとの連絡がありました。
建物のつくりは一階が駐車場になっています。
一階の駐車場にはシャッターが二ヶ所付いているのですが、一つは雨漏りした影響でシャッターが壊れて下りたままの状態だそうです。
写真で見るとシャッター手前の水たまりが、雨漏りしたもののようです。
すぐ近くの点検口から天井裏をのぞいて見たのですが、特に水に濡れたところは見つかりませんでした。
シャッターの外側、外壁側に回り込んでみました。
写真はシャッターの上部にあたるところですが、特に上からの雨水が流れ込んで濡れているような形跡は見つかりませんでした。
屋上からの雨水が集まる集水桝も確認しましたが、特に集水桝が詰まっているような形跡は見られませんでした。
屋上の排水口のカバーはかなり錆びていて取り外されていましたが、特に排水口自体は詰まって雨水が溜まっているという訳ではありませんでした。
今回のお客様の建物のようにコンクリートの建物の雨漏りの原因となる場所を特定するのはとても難しくなります。
強いてあげるとすれば電気の配線のカバーが外れていました。
こちらは先ほどまでの駐車場の雨漏りしていた側ではないのですが、通常の雨では雨漏りせず横風を伴うような強い雨の時に室内の天井から雨漏りしてくるそうです。
おそらくこうしたところから入り込んだ雨水が原因の一つかもしれません。