2020.4.4
高崎市のお客様からの連絡がありました。
実家の２階のベランダの波板がめくれて剥がれそうになっているのだけれども、そういうのは直してくれますかとの内容でした。
まずは２階のベランダに上がらさせてもらい、問題の波板が剥がれそうになっているところを教えてもらいました。
ご近所の方からも波板がめくれてバタバタ音がしているよ、と言われたそうです。
ベランダの波板を上から見た状態。
本来、波板を固定するために打ち付けられているはずの傘釘がありません。
波板の傘釘があったところの穴だけが残っていました。
強い風が吹いたときに波板がめくれて傘釘が飛ばされたのだと思われます。
波板をめくってみると下の木部がだいぶ傷んでいます。
おそらく水分を失って木がやせてしまい傘釘の穴が広がった結果、傘釘が波板を固定する力が弱くなったのだと思われます。
このような状態の木部に傘釘を打っても、また波板がめくれた時に取れてしまうと思います。
写真右が波板から取れた傘釘です。
細い釘ですので木部が傷んでいる場合は簡単に取れてしまいます。
なので今回は左側の波板取付ビスを使います。
太さもあるしネジなのである程度しっかり木部に取り付けられると思います。
傘釘がなかったところに波板取付ビスを付けたところ。
幸い木部にネジが効きましたのでこれでしばらくは波板がめくれる心配はないと思います。
