2020.4.6
高崎市にお住いのお客様より連絡がありました。
屋根の破風板が取れたので見てもらいたいとのことでした。
建物は築30年程だそうです。
よく見ると三角の形に破風板の一部が欠落しています。
破風板がグラグラして取れそうになっていたので通りに落下して近所に迷惑が掛かってはいけないと思い、お客様の判断で取り外したそうです。
こちらが取れた破風板。
30年ほど経っておりますので木もかなり劣化しています。
釘の穴が広がっていますので釘が効かなくなっていたと思います。
破風板を外した時に一部溝にかませてあった軒天井の一部が取れてしまいました。
築30年程ですから他のところも同じ様に傷んでいないか調べます。
玄関のところの破風板ですが塗装が剥がれて下地が見えていました。
ここはまだ塗装し直せばまだ大丈夫そうです。
ただ裏側へと回り込むと軒天井がかなり黒ずんでいました。
今回のお客様は高崎市の助成金を使って家を直そうとお考えのようなので、ここも塗装しておくといいと思います。
また気になっているところとしてこちらにも案内していただきました。
一見すると先の2個所とは違い何も問題なさそうに見えました。
よく見ると軒天井の釘が出てきていました。
もう全体的に木部が傷んでいると思います。
塗装をする前にはこうした抜けかかった釘は全て抜いて、新しいビスで固定し直すことになります。