伊勢崎市で雨漏りが発生しているお宅のスレート瓦の屋根を調査

2020.4.7

伊勢崎市で雨漏りが発生しているお宅の屋根に上がり調査を行いました。
幸いに2階にバルコニーがありましたので、そこから脚立をかけて屋根に上がってみることにしました。

こちらは日差しが強く当たる東側の屋根になりますが、かなりスレートの瓦の色が褪せていることがわかります。
築12年程だそうですので屋根の塗装という考え方もありますが、今回は雨漏りが発生しているのでガルバリウム鋼板による屋根のカバー工法をお勧めします。

こちらは逆に日差しが弱くなる西側の屋根になります。
こちらもスレートの瓦が同じように色褪せていますが、少し違うのは赤茶けた色が付いていることです。
これは瓦に苔が発生していることを意味しています。

そしてこの西側の屋根には問題がありました。
瓦と瓦の隙間をコーキング剤で埋められています。
スレートの瓦は薄いので年数が経つとひび割れもしますし、そこから雨水が入ることも想定されます。
瓦の裏に回った雨水は瓦の隙間から流れ出てくるものですが、そこがコーキングによって塞がれています。

実際にスレートの瓦がひび割れているところです。
日本瓦と比べてスレートの瓦は薄いのでひび割れは生じます。
ただ瓦を問わず瓦と瓦の隙間にコーキングをすることは、雨水が逃げ場を失って雨漏りの一因となってしまうのでしてはならないことです。

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