高崎市で雨漏りの離れの土葺き工法の屋根瓦と漆喰と野地板を調査

2020.4.17

高崎市のお客様より連絡がありました、屋根が雨漏りしているのだけれども直せるかどうか見て欲しいとのことでした。
建物は離れになっており、2014年の大雪の時に瓦が崩れたらしいのですがそのままになっているようです。

建物は昭和30年代のものだそうです、野地板が水を吸って黒くなっていました。

近くで見るとこのような状態です、野地板に水を吸い込んだ跡が残されていました。

瓦の下には土のかけらが見られました。
屋根全体に土を葺いて瓦を載せていく土葺き工法の屋根のようです。
ただしその土がかなり経年劣化しているようです。

軒樋をのぞいて見ると大量に漆喰のかけらが残されていました。

これ以上雨漏りが酷くならないようにと、ご主人の方で瓦に漆喰を塗られたとのことでした。

ただその漆喰も写真のように至る所にひび割れが起きていて、雨水の侵入を防ぎきれるような状態ではありませんでした。

平瓦もずれたままの状態でしたので、このような状態ですと瓦の隙間に雨水が入り込んでしまいますね。
漆喰で防ぎきれるような状態にありませんので、ご主人には瓦の積み直し葺き直ししかありませんとお伝えしました。

また瓦を積み直し葺き直しするには傷んだ野地板を直さなければなりません。
屋根に葺かれている土を取り除いて傷んだ野地板を剥がして、新しく野地板も張り直さなければいけません。

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