2020.5.27
伊勢崎市のお客様のお宅でスレートの屋根の上にガルバリウム鋼板をかぶせるカバー工法の工事をしています。
前回までにルーフィングシート、防水シートをスレートの屋根の上に全て張り終えました。
今回は役物と言われる特定の場所に使われる板金を張る作業になります。
まず一つ屋根の軒先の板金です。
写真だと防水シートの下に隠れています。
正面から見るとこのような板金です。
軒先を雨樋からの水撥ねなど雨水から守ってくれる板金です。
こちらも防水シートの下になって隠れていますが、屋根の雨樋がない方、破風板側の屋根を保護する板金です。
この板金の上にさらに板金を重ねますので、上の板金に隠れてしまう捨て板金とも呼びます。
先ほどの板金と防水シートの上からさらに板金をかぶせます。
この破風板に取り付ける板金をケラバ板金と言います。
これが屋根の側面を雨風から守ります。
ケラバ板金を真上から見るとこのように取り付けられています。
そして屋根と壁との際から雨漏りをさせないために大事な雨押え板金。
このような降り壁と言われるところで雨漏りは発生します。
ですのでこちらも板金を二枚重ねて張っています。
下側につけた板金は捨て谷板金と言います。壁際の雨水の侵入を防ぎます。
上側につけた板金はさらに雨水が入り込まないようにするための雨押え板金と言います。
最終的にはここにコーキングをすることでさらに防水性を高めます。