2020.6.23
高崎市で雨漏りしているお宅の防水シートを調査しました。
この日はちょうど雨が降った日でしたので防水シートがどのようになっているのか確認できます。
写真では外壁にひびが入っているのが確認できますし、手すりの付け根の防水シートを押さえる端末押さえ金具がずれていました。
軒先に近づいてみると、雨水の水滴が確認できます。
本来、排水口に流れる雨水が、排水口以外のところからまわりこんで、軒先に垂れてきているようです。
防水シートのところへ行ってみると、シワだらけの防水シートは雨水が排水口へと流れずに水溜まりになっていました。
排水口を見るとかなりコーキングがされていました。
おそらく防水シートが切れるたびにコーキングを塗り重ねてきたようです。
他のところの排水口周りの防水シートも接着剤が効かなくなって浮き上がっていました。
勾配が逆になってしまい、雨水がうまく流れていきません。
地震の影響かどうかわかりませんが防水シートの端のところを押さえる端末押さえ金具がずれて段になっています。
こちらも何度もコーキングを塗り重ねた形跡が見られますが、すでに切れていました。
防水シートの下には、こうした切れ目などから入り込んだ雨水が溜まっていました。