2020.7.3

高崎市の住環境改善助成事業の助成金を使って直す屋根を調査しています。
ちょうど正面にベニヤの軒天井の一部が剥がれて垂れているのが見えます。
その下にはトタンの波板が見えますが、かなり塗装が傷んでいるように見えます。

近くでトタン波板を見てみると、何度か塗装を塗り重ねたような形跡が見られました。
塗装が取れて下地のトタンの部分が錆びているところも見られました。

トタン波板を真上から見た状態です。
塗装が剥がれているところも錆びているところも多いですがトタン波板にまだ穴は開いていない状態でした。
下地の木部がまだ人が乗れるほど、しっかりしていましたので、錆びに強いガルバリウム鋼板の波板に張り替えると良いですね。

トタン波板の上には屋根の側面の破風板が見えます。
塗られていた塗装も劣化してしまい下地の木部の筋が見えるようになっています。
木は年数が経てば水分が失われてしまうので塗装で保護するか、ガルバリウム鋼板などの板金を張って保護したりするのがいいですね。

また別の場所の破風板を見たところです。
日差しを受ける側の破風板なので塗装の傷みはもちろんですが、ベニヤの軒天井は反っているようです。破風板との間に隙間が見られました。
軒天井は反ることのないケイカル板で張ってあげるといいですね。