2020.7.29
高崎市で建物の屋上の塗料防水を調べることになりました。
この日はちょうど雨が降った後でした。
角度を変えて見てみます。
屋上に塗られた塗料防水はかなり経年劣化していると思われます。
水を弾くというよりも、滲んでいるといった方がよいでしょうか。
雨水も水溜まりになっているところが見られます。
近くで見てみると、屋上の塗料防水には細かい傷がついています。
コンクリートと塗料防水との間にある下地の黒い部分が見えています。
端の方に目をやると塗料防水がささくれだったような状態になっています。
ここもやはり塗料防水の下地の黒い部分が露出しています。
同じところを真上から見た様子。
塗料防水が裂けて口を開いているような状態ですので、こうしたところに雨が降り注げば、さらにその下のコンクリートへと雨水が侵入してしまうでしょう。
建物の南側というのもあるのでしょうが、細かい亀裂がたくさん入っている場所がありました。
更にはかなり大きく下地の黒い部分が見えているところがありました。
場所によっては塗料防水が激しく劣化しているところで水溜まりができているところがありました。
屋上の排水口にはサビやらいろいろなものが詰まっていました。
屋上ですから葉っぱなどの飛来物もあると思います。
なかなか意識しないと見ないところですが、排水口の詰まりもよく見ておかないと雨漏りの原因になります。