2020.8.22
高崎市にお住まいのお客様より連絡をいただいて建物を調査しています。
お客様に案内していただいたのは建物西側のこの外壁でした。
年数がある程度経過していれば建物の外壁保護のために塗装はしておいたほうが良いと思います。
この案内された西側外壁を近くで見たところ、細かいひび割れが複数発生していました。
これは外壁のひび割れの中ではまだ筋の細いひび割れになりますので、ヘアクラックと呼ばれています。ただ遠目にもひび割れが見える状態で、
お客様も補修だけでよいのか塗装をした方が良いのか思案されているようでした。
この外壁をよく見てみると、ひび割れの程度も場所によって違うようです。
特に気になるのは出窓の屋根が外壁と接しているところでしょうか。
少しひび割れが大きいような気がします。近年強い地震が多いですので、このまま何もせずに放置しておくと、大きくなったひび割れが雨漏りを引き起こす場合も考えられます。
視点を変えると外壁に配線などを固定するための金具がかなり錆びて茶色くなって、外壁までもが茶色く染まっていました。
外壁の塗装を考えているのであればちょうどよい機会だと思います。
ひび割れをしっかりと補修したうえで外壁を塗装するのがベストだと思います。