2020.8.29
高崎市で外壁塗装を検討されているお客様のお宅を調査しています。
お客様の家の外壁は細かい凹凸のあるリシン壁になっていました。
リシン壁の特徴でもある骨材という細かく砕いた石が吹きつけられてザラザラとした表面を作り上げるのですが、
経年劣化により、その骨材である細かい石がいくつもポロポロと地面に落ちていました。
こちらはリシン壁から少し離れたところにある地面になりますが、
やはり先ほどと同じように骨材の細かい石がリシン壁から剥がれ落ちていました。
おそらく雨風などによって運ばれて地面に落ちているものだと思われます。
自然現象によって骨材が剥がれ落ちるほどの劣化の状態ですので外壁は全面的に直した方がよいかもしれません。
リシン壁の特徴である細かい凹凸のあるザラザラした表面は雨水などがとどまりやすくなってしまいます。
その結果、苔などが付着しやすい状況になりがちです。写真のように外壁下部の方は雨水や苔がたまりやすくなります。
外壁塗装をする際にはこの細かい凹凸に入り込んだ苔などの汚れをしっかりと高圧洗浄することが大事になります。
また塗料としては親水性のあるものを使用することで雨と一緒に表面に付いた汚れを落としやすくしてくれます。
こちらの外壁の下部には赤くなったカビの汚れが発生していました。
リシン壁の特徴として劣化してくると水を吸い込みやすくなる性質があります。
外壁塗装をする際には高圧洗浄をした後に水が入り込まないように、しっかりと下地の塗料（下塗り）をしてあげることが大事になります。
