2020.9.2
高崎市にお住まいのお客様からの依頼で屋根を調査しています。
写真は屋根の側面を守る「破風板(はふいた)」になります。
今回のお客様は外壁の塗装を検討されていますが、外壁と同様に破風板も年数経過で塗装の膜が劣化してきています。
そしてこちらは屋根の軒先の方になります。
雨樋が取り付けられている軒先の板を「鼻隠し板」と言います。
雨樋が近くにありますので雨水が流れた形跡の縦の黒ずみが何本も付いています。
今回のお客様は雨樋の架け替えも検討されていますので、雨樋を取り外した時に鼻隠し板を塗装するのがベストです。
そしてこちらはさらに奥の軒裏の状態の写真になります。
軒裏に貼られている板は「軒天井」と言いますが、奥の方に横に白い筋のようなものが見えます。
おそらく軒天井を保護するために塗装されていたのが塗装の膜が劣化して色濃く塗られていたところが残ったものと思われます。
建物を塗装する際にはこうした軒天井も塗装してあげると良いですね。
また軒天井を塗装する際に気を付けなければならないのが、軒天井と外壁との間に生じた隙間です。
写真でも外壁との間に隙間ができているのが確認できると思います。
こうしたところは軒天井を塗装する前にコーキング剤などを使って隙間を埋めてから、塗装することになります。