2020.9.3

高崎市にお住まいのお客様からの依頼で建物の外壁の調査をしています。
写真は窓の上の黒ずみになります。日の当たるところにある外壁ですが、それでも黒ずんでいます。
お客様のお宅の外壁は細かい凹凸の付いたザラザラした表面が特徴のリシン壁になります。
塗装が劣化した結果、水を弾かなくなって逆に溜まりやすくなったところに黒ずみができたものだと思われます。

先ほどの写真は日の当たりやすい建物の南側の外壁でしたが、こちらは日の当たりにくい北側の外壁になります。
やはりどうしても北側の方は全面的に黒ずみが細かく凹凸に合わせて付着しています。
この黒ずみのように外壁に細かく入り込んだ汚れを高圧洗浄で落とすのは結構時間がかかります。

こちらの外壁は窓の下に付いた水切りからの雨水が残った結果の黒ずみができています。
お話を伺うと外壁塗装はしてこなかったとのことで月日をかけて黒く汚れが付着しているのだと思われます。

こちらは換気口からの黒ずみが発生しています。
リシン壁は塗装が劣化してくると水を吸い込むようになってきます。
もう外壁の塗装に水をはじく力は残っていないようです。

さらには窓の上、左右と真ん中にひび割れが起きています。
高圧洗浄をかけた後は、下塗り塗料をしっかりと二度塗りをして、ひび割れも含めて水分が外壁に入ってこないようにしてあげないといけません。