2020.9.10
こちらは高崎市にお住いのお客様が所有されている建物になります。
写真でもわかるようにトタンの波板の屋根になっていますが、トタンの先端、軒先の部分は錆びついて欠けているところもあります。
トタンの波板自体が波を打っているような状態です。雨樋も少したわんでいるように見えます。
同じ場所を上から撮影したものになります。トタンの波板は塗装が劣化して激しく錆びついています。
雨樋は上から見ると変形していることがわかります。
雨樋は板金でできていますので、一度変形したものは元に戻すことはできません。
こうなってしまうと雨樋は架け替えるしかありません。
今回はお客様と話し合って波板と雨樋を交換することになりました。
既存の波板は全て取り外ししました。波板を受け止める側の木材は既存のものをそのまま再利用させていただきます。
そして建物の壁に該当する部分の波板から取り付け始めます。
色が二色ありますが、グレーのものはガルバリウム鋼板でできた波板になります。
トタンの波板と違いサビに強く色落ちも少ないのが特徴です。
白色に近いものはポリカーボネイト製の波板です。写真でもわかる通り光を通しますので明かり取りとして使用します。