高崎市で雨水が溜まってしまう陸屋根防水と排水口を調査

2020.9.18

高崎市のお客様よりご連絡を頂きました。
添付して頂いた写真を見ると何やら雨水が溜まっているようです。
ご連絡いただいた住所を検索して航空写真から見ると陸屋根のお宅でした。
排水口のあたりで詰まりが起きているようです。

お客様のお話を伺うと2、3週間前ほどから雨が降ると屋根から雨水が落ちてくる状態だったようです。
屋根に上がらさせてもらうと雨水がかなり残っていました。
この状態を放置しておくと、雨水が建物内部に侵入してくる場合も考えられます。

陸屋根の勾配はきちんととれているようで、中央部分には雨水は残っていませんでした。
ただ本来排水口から排出されるべき雨水が広範囲に残っています。
陸屋根に塗られた防水もかなりの状態で剥がれているようです。

陸屋根の防水の状態を近くで撮影したものです。
黒い部分は元々この陸屋根に施工されていた防水部分のようです。
その上に繊維を貼り付けて塗り防水をしたようです。
塗り防水は機能を果たしていませんし、繊維はボロボロの状態です。

陸屋根の水溜まりの中をのぞいて見ると、ボロボロになった防水の繊維がプカプカと水中に浮かんでいます。

その繊維が排水口へと集まっていました。
こうした繊維の詰まりが今回の陸屋根に雨水が溜まってしまう原因をつくっているようです。

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