高崎市で屋根の板金に穴が開いた玄関の庇を調査

2020.9.23

高崎市のお客様より、所有している建物の屋根を見て欲しいとの連絡がありました。
お客様が気にされてる場所は玄関周りの屋根です。
建物自体も年数が経っているようです。
木部の塗装がかなり劣化していて剥がれています。

建物の木部の塗装の劣化だけではなく、玄関の庇の屋根の板金が軒先の鼻隠し板から大きく浮き上がっています。
屋根の板金にも穴が開いているようです。
この屋根の板金部分の変形は、落雪など大きな衝撃があったからなのでしょうか。

板金部分を下からのぞき込んでみると、板金はかなりサビが進行していて、そこから亀裂が生じて穴が開いているようです。
板金屋根を支えるべき下地の木部の野地板も雨漏りのせいで腐っています。

屋根裏全体を見渡すと、かなり広範囲にわたって雨漏りの水がしみた形跡が見られます。
特に大きくへこんでいる庇の中央部分は緑色の苔が発生していました。

お客様にお話を伺うと、本来はこの玄関の庇の裏には軒天井が張られていて、現在のように野地板は見えていなかったそうです。
雨漏りにより軒天井が劣化して取れたのかもしれません。
玄関入り口の上には小動物が隙間から入らないように直した木部のところがありました。

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