2020.10.12
高崎市にお住いのお客様より屋根の軒天井を直して欲しいとの依頼がありました。
お話を伺うと建物は築35年から40年くらいだそうです。
外壁は過去に既存の壁に重ね張りをして直したそうです。
問題の軒天井の場所に案内していただきました。
角のところの軒天井が傷んでいるとのことでした。
2階の角の軒天井を直す場合には足場を組まないと直せない状態です。
問題の2階の角の軒天井の真下に来たところです。
軒天井がサビてボロボロの状態になっています。
雨水を集める集水器が軒天井のところに付いてます。
少し離れて見ると軒天井だけではなく、屋根の側面の破風板にも茶色く錆びた形跡が見られます。
雨戸を収納する戸袋の側面が木でできていますが、軒天井からの雨漏りのせいか、縦に白っぽく水の流れた形跡が付いて塗装が傷んでいます。
軒天井の角のところは1階も2階もかなりサビの侵食がひどい状態になっていました。
どちらの軒天井も雨水を集める集水器が設置されています。
おそらく年月を重ねて集水器からの雨水がはねたことによるものだと思われますが、かなり大きく穴が開いています。
また2階の軒天井からの雨漏りが原因なのでしょうが、1階の屋根の側面の破風板には緑の苔が生えていました。