2020.10.17
高崎市のお客様より雨が降ると屋根から水がバシャバシャ落ちてくるので見て欲しいとのお話がありました。
写真はお客様に案内していただいた問題の箇所になります。
雨樋はまだ数年前に交換したばかりなので問題はなさそうです。
白い軒天井は水がしみたようで塗装が傷んでしわのようになっています。
問題の箇所の屋根の上に来てみましたが、こちらも数年前に板金の屋根の上にガルバリウム鋼板をかぶせるカバー工法の工事をしていて問題ありません。
壁際の屋根には雨水が入らないように雨押え板金が戸袋の下なども含めて全てしっかりと張られています。
さらに隙間から雨水が入らないように壁際に塗ってあるコーキングもひび割れなどの劣化はしていません。
この屋根自体に問題はなく、この上の屋根に何か問題があるようです。
こちらは2階の屋根の雨樋になります。
本来は真っ直ぐな状態なのですが少しいびつな形をしています。
何か針金で縛ってあるような箇所も見られます。
同じ雨樋を別の角度から見てみると、やはり雨樋が曲がっています。
おそらく屋根に積もった雪の重みで雨樋が変形したものと考えられます。
雪の重さで雨樋が全体的に斜め下を向いていますので、この雨樋が本来回収するべき2階の屋根に降った雨水が全て1階の屋根へとこぼれ落ちてると考えられます。