2020.10.22
高崎市のお客様のお宅で屋根の工事が始まりました。
屋根はトタン屋根ですが塗装の膜が剥がれてしまい下地の板金が見えています。
板金がサビて雨漏りするようになりました。ところどころコーキングがされています。
そこで今回は高崎市の住環境改善事業の助成金を使ってカバー工法の工事をすることになりました。
まずはこのトラックの荷台にある長さのある角材を使います。
角材はこの写真のようにトタン屋根の細長い瓦棒に沿わせるように配置します。
瓦棒の上に板を載せるのですがサビで形が不安定ですので形のしっかりとした角材を置きます。
そして次に使用するのが野地板です。
屋根に張る板金の下地となる板です。
人が歩いても大丈夫な強さがあります。
野地板をどんどん屋根の上にのせて張っていきます。
幸い今回のお客様は平屋のお宅でトラックも建物の横につけられますので資材の上げ下げもスムーズです。
野地板はこのように既存のトタン屋根の瓦棒に載せるような形で張っていきます。
最初に瓦棒に沿わせるように置いた角材は野地板が平らになるための補強として入れてあります。
そして釘は野地板と瓦棒をつなぎとめるだけの長さがあるものを使います。
屋根に段差がある場合は下の屋根から野地板を張っていきます。
幸いこの日は曇りで雨は降りませんでした。
一日かけてこのトタン屋根に野地板を張っていきます。