2020.10.27
高崎市のお客様のお宅で高崎市住環境改善事業の助成金を使って屋根のカバー工法の工事をしています。
既存のトタン屋根の上に野地板と防水シートを張りましたの、これから本体の屋根の板金を張る作業になります。
先週は天候が不安定でしたが今週は天候が安定しているため作業日和だと思います。
これから張る板金の束を全て屋根に上げたところです。
今回のお客様の建物は平屋ですが使用する板金の枚数がかなりあります。
屋根に葺く板金には屋根に対して縦に葺く縦長タイプと横に葺く横長のタイプの2種類があります。
今回のお客様の屋根は傾斜の角度が緩いので雨水が流れやすいように縦に葺くタイプの縦長の板金を使います。
今回のお客様の屋根は長さが均一ではなく、ところどころ入り組んだ形になっていますので、用意する板金の長さも長いものと短いものとの2種類があります。
まず屋根の端の方から雨水が入らないようにケラバ板金を防水シートの上から張ります。
使われている板金はガルバリウム鋼板という軽くて丈夫な板金を使います。
色は焼付塗装されていますのでトタン屋根のように塗装の膜が剥がれるという心配もありません。
そして本体の板金を屋根を端の方より張り合わせていきます。
板金の左右の端に凸部があり、それを互いにはめ込んでいきながらつなげていくようになっています。