2020.11.16
高崎市のお客様のお宅で高崎市の住環境改善事業の助成金を使って屋根の工事をしています。
今回はトタンでできた窓の庇(ひさし)にカバーの工事をします。
今までトタンの庇はご主人が塗装をされていたようなのですが、写真で見る限り塗装の膜が剥がれて下地の板金部分が出ています。
こちらはガルバリウム鋼板で庇のカバー工事をしたところです。
ガルバリウム鋼板はトタンと違ってあらかじめ色が付けられていますので塗装の膜が剥がれることはありません。
今回カバー工法でガルバリウム鋼板を取り付けるにあたっては事前に既存の庇を計測して、工場で成型してきてから既存の庇の上に取り付けました。
今回庇にカバー工事をするときに手前にポリカーボネイト製の波板がありましたので足場を用意してから作業しました。
庇近くの木製の壁は庇からの雨水の跳ね返りを受けているのでしょうか、かなり塗装の膜が傷んでいます。
庇のカバー工事をするときには建物側のところを直角に折り曲げて取り付けます。
これは建物と板金との隙間に雨水が入らないようにするためです。
ただ折り曲げて取り付けただけでなく板金の上の方から雨水が入らないようにコーキング剤を塗って隙間を埋めて防水します。
外壁の塗装が傷んでいたところもカバーできてお客様にも喜んでいただけました。