2020.11.18
高崎市のお客様の建物を見積りのために調査しています。
写真は外壁の漆喰の一部になりますが、多くのひび割れや漆喰が下地から剥がれて欠けているところがあります。
ちょうどテラスの波板があるところなので劣化してひびが入ったところに雨水が入って悪化していったのかもしれません。
漆喰の塗り直しは費用が掛かるため今回は漆喰部分に板を張って塗装で仕上げる見積もりをすることになりました。
剥がれているのは漆喰壁だけではありませんでした。
よく見るとテラスの波板の上には細かく砕けた塗装の膜の破片が無数にあります。
漆喰壁のすぐ上の雨樋が取り付けられている鼻隠し板の波板近くの塗装の膜が細かく剥がれ落ちています。
鼻隠し板は木が傷んでいますので塗装ではなく上から板金を張る「板金巻き」の見積もりをすることになりました。
また鼻隠し板に取り付けられている雨樋もかなり年数が経っているようです。
お客様の話によると雨の日に雨水がバシャバシャ垂れ落ちているところが複数あるとのことなので、
どうやら雨水が写真左側の雨水を集める集水器へと流れていく途中でこぼれているようです。
積雪による雨樋の変形だと思いますので雨樋を交換する見積もりをすることになりました。
