2020.11.19
高崎市のお客様より軒天井の張り替えの見積もりをして欲しいとの依頼があり調査をしました。
軒天井は建物を建てたときのものをそのままお使いになっています。
使われているのはベニヤの軒天井ですが塗装は薄くなり下地のベニヤの木目の筋が見えています。
ちなみにこちらは建物北側の軒天井になります。
こちらは先ほどとは逆に建物南側の軒天井になります。
こちらは軒天井の塗装の劣化が激しく塗装の膜がポロポロと剥がれ落ちています。
こちらは玄関の庇(ひさし)の軒天井になりますが、こちらも塗装の劣化から黒ずんだ状態になっています。
塗装が傷むと水をはじく力はなくなりますのでその結果汚れが付いてしまうことになります。
こちらは漆喰の壁と同じように細かく黒く汚れたような状態になっています。
建物の場所によって雨水の吹き込み方が違うのでしょうか。
色々な症状で軒天井に傷みが出ています。
こちらは塗装の膜が取れて下地のベニヤの木肌が見えています。
このまま放置しておくといずれベニヤに穴が開くようになってしまいます。
こちらは塗装の膜が細かくウロコのようにささくれだっていました。
見積もりとしてはベニヤではなくケイカル板(ケイ酸カルシウム板)で張り替える見積もりをします。
合板のベニヤと違い不燃材でケイカル板はできています。
お客様が軒裏の換気を希望されているので細かい穴の開いた有孔のケイカル板を張る見積りをします。