2020.12.2
高崎市のお客様の建物を調査しています。
写真に見えるのは2階の屋根の側面の破風板の塗装が剥がれているところです。
下地の木肌が出ています。
塗装をしてもまた剥がれてしまう可能性が高いので上からガルバリウム鋼板を張る板金巻きが良いと思います。
場所を変えて屋根の軒裏を見てみると軒天井が傷んでいるようです。
同じところを角度を変えて見てみると軒天井に穴が開いています。
ちょうど雨樋もあるので雨の降りが激しい時などの水はねなどを浴びたりして軒天井が傷んでいたのかもしれません。
軒天井に穴が開くと鳥やハクビシンなどの小動物が屋根裏に入り込んでいる事例が実際にありますので、
耐水性のあるケイカル板(ケイ酸カルシウム板)で軒天井を張り替えてあげると良いですね。
他のところの破風板も塗装の膜がポロポロと剥がれ落ちています。
同じ破風板を下の方へと見てみると破風板自体が腐食して欠けているところがあります。
破風板に塗られた塗装に防水性はもうありませんので保護するためにガルバリウム鋼板を上から張るしかないと思います。
こちらは玄関の庇の破風板ですが外側に反っています。
ひび割れも起きていますので破風板がこれ以上割れないようにこうしたところも板金巻きをしておきたいですね。