藤岡市で塗装が無くなって破風板やベニヤの軒天井が傷んでる建物

2020.12.18

藤岡市でお客様が所有されている建物を調査しています。
屋根の側面を守るはずの破風板は塗装が無い状態なので腐食しています。
写真で見ると雨樋がある面の鼻隠し板との継ぎ目の釘が浮き上がっているのがわかります。
これは釘の刺さっている穴が広がっていることを意味しますし釘がよく効いていないことも意味します。

こちらは別のところの破風板ですが同じく塗装が劣化しているために防水の保護が無く腐食しています。
木があまりに傷んでいる場合には塗装をしてもまたすぐに剥がれてしまう可能性もありますので、 こうした傷んだ破風板は上からガルバリウム鋼板を張る板金巻きを行った方が良いと思います。

こちらは建物のトタン屋根。
トタン屋根の塗られていたはずの塗装はかなり広範囲に剥がれています。
屋根に塗られた塗料が茶系なのでわかりづらいと思いますがトタン屋根は茶色くサビています。
銀紙のテープが貼られているところはトタン屋根が浮き上がっているところのようです。

建物の軒裏の軒天井はベニヤ板でできています。
ベニヤ板の表面に塗られた白い塗装は劣化していて防水性はありませんので、水分を含んでしわになっていますし、ベニヤの薄い板が1枚1枚めくれています。
傷んだ軒天井は剥がして下地の木材を入れたうえでベニヤよりも耐水性のあるケイカル板で張り替えます。

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