2021.1.8
藤岡市でお客様が所有されている建物を調査しています。
屋根はトタン屋根になっています。
トタンの屋根は塗装をすることで維持することができますが、写真で見る限り塗装はだいぶ傷んでいるようです。
建物の同じところを角度を変えて見たところ。
色々と直さなければならないところがいくつも見受けられますが、
屋根と屋根との合わせ目が谷になっているところに銀紙のテープで補修した跡が見られます。
雨水が集まりやすいところの雨漏りはきちんと直しておきたいところです。
さらに角度を変えて見てみると、こちらはトタン屋根の塗装がかなり剥がれています。
トタン屋根は塗装されていないと錆びる一方です。
サビで屋根が茶色くなっていますね。
トタン屋根の上の方を見てみます。
屋根の一番高いところを棟と言いますが、そこに使われている棟板金が浮いているようです。
棟板金を固定している木が傷んでいる可能性が考えられます。
冬の強風が吹いたときなどにこうした棟板金が飛ばされてしまうことは珍しくありません。
近くで屋根をよく見るとトタンがいびつに歪んでいるようにも見えます。
直すとすれば既存の屋根の上に新しく屋根をかぶせるカバー工法になると思います。