2021.2.2
高崎市で雨漏りしている瓦屋根の修理の工事をしています。
雨漏りを直すためには屋根の防水シート(ルーフィングシート)を張り替える必要があります。
そのため既存の瓦を一度取り外します。外した瓦は再利用しますので脇に並べて積み上げておきます。
写真は固定されている既存の平瓦のビスを外しているところになります。
平瓦を外した後の屋根の防水シート(ルーフィングシート)。
横長の細い棒は瓦を固定するための木で瓦桟(かわらざん)と言います。
その瓦桟は一部木が朽ちてへこんだような形になっています。
また瓦桟に沿うように防水シートに横長の切れ目が見えます。
こちらは先ほどとは別の場所の屋根の防水シートになりますが同じように瓦桟のところで切れています。
防水シートに黒く雨水がにじんだ跡が確認できます。この防水シートに雨をははじく力はもうありません。
雨が降るとこの防水シートの切れ目から雨水が入っていったことがわかります。
既存の屋根の防水シートを全体的に見るとこのような状態になっていました。
防水シートは縦にも横にも切れていますし完全に雨水を吸い込んだ状態になっていました。
この建物が建てられた当時はアスファルトの油分で水をはじくアスファルトルーフィングシートが使われていました。
今回の屋根の防水シートの張り替えには改良された改質ゴムアスファルトルーフィングシートを使います。