高崎市で雨水がバシャバシャ落ちてくる波板の上の雨樋を調査

2021.3.2

高崎市のお客様より雨が降るといつも波板のところから雨水がバシャバシャ落ちてくるので見て欲しいとの依頼がありました。
波板は傾斜が付いていますので通常軒先の雨樋の方へ雨水は流れるはずですが建物側に雨水が落ちてくるそうです。
写真を見るとサッシのところに雨水の流れた跡が付いています。
さらに上の方を見ると波板の屋根を支える木部が水を吸い込んで黒くシミができています。

波板の上を見てみると波板そのものに穴が開いていたり割れているようなところは見つかりませんでした。
雨樋を見てみると継ぎ手のところがかなり黒ずんでいます。
これは雨水が奥の方へと流れずに継ぎ手のところに集まっている、ということがわかります。
雨樋が付いている鼻隠し板にも雨水がかかっているのでしょう。縦に白く塗装が剥がれた跡が付いています。

さらに上の方から雨樋をのぞき込んで見たところ。
雨樋は水平ではなく傾いています。雨樋を支える金具からも外れているようです。
大雪があった時に軒先へと集まってきた雪の重さで雨樋が傾いたのでしょう。
これでは雨が降ると水は雨樋から全て波板の方にこぼれてしまいます。

雨樋は完全にねじれたような状態に変形しています。
雨樋は板金に樹脂をコーティングしたものです。
一度形が変わってしまうと元には戻りません。
お客様には雨樋の架け替えを提案させていただきました。

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