2021.3.17
 
	
	
	高崎市のお客様より雨漏りがしているのでみてもらいたいとの連絡がありました。
	雨漏りが深刻な箇所は2階の和室になります。
	タンスの上には雨漏り対策用の容器が置いてあります。
	雨が降れば室内に雨水が落ちてきてしまう状態のようです。
 
	
	
	よく見るとベニヤの板を天井にあてがっていたり、天井裏には衣装ケースまで置かれています。
	かなり広範囲で雨漏りが起きているようです。
 
	
	
	天井裏を見させてもらうとお客様の建物は屋根の上に屋根を作ってありました。
	雨漏りしているのは後から作った屋根のようです。
	柱には横に幅広く雨水を吸い込んだシミの跡ができています。
	奥の柱にも雨水のシミができていますのでピンポイントの雨漏りではなさそうです。
 
	
	
	角度を変えて見ると野地板にも大きく雨水を吸い込んだシミができています。
	この野地板の上に大きな問題があるようです。
	
 
	
	
	野地板と野地板の間に隙間がいくつもできていますが、これは夏場の屋根裏にこもった熱気を放出したりするために空けてある隙間です。
	野地板の隙間から見える黒いものは屋根の防水シート(ルーフィングシートと言います)です。
	防水シート(ルーフィングシート)が全体的に劣化しているため広範囲に雨水を通しているようです。





 
	  

