2021.4.2
高崎市のお客様の建物を調査しています。
手すりの下のところの壁には縦にひび割れができています。
こちらの手すりの下の壁には縦だけではなく横にもひび割れが起きています。
手すりからのサビの流れた跡も付いています。
外壁は塗り替え時かもしれません。
2階の屋根の軒先の雨樋は形が歪んでいるようです。
雨樋を支える金具も歪んだ感じになっています。
雨樋や金具は一度変形してしまうと元には戻せません。
直すのではなく交換になります。
別の方を見ると雨樋が下の方に曲がったような状態になっています。
おそらく屋根に積もった雪が軒先の雨樋へとずれて集まった時に重さに耐えきれずに曲がったのかもしれません。
軒先の瓦もずれて浮き上がっているところがありました。
こちらは屋根の隅棟(すみむね)になります。
一番上に載っている冠瓦(かんむりがわら)がずれた跡があります。
同じ場所を少し離れて見た状態。
本来真っ直ぐに積まれていなければならない冠瓦が左右に蛇行したような状態になっています。
また別の場所では平瓦(ひらがわら)が斜めにずれていました。
瓦と瓦に隙間ができていたので雨漏りが心配でしたが、瓦の下に葺かれている屋根の防水シート(ルーフィングシート)を確認するとまだ防水シートに破れなどはなく問題はなさそうでした。ただ平瓦は葺き直す必要があります。