2021.4.3
高崎市のお客様より昨日強い風が吹いて2階の雨樋が取れて落ちたので直してもらいたい、との連絡がありました。
雨樋の状態を確認するため伺うと問題の場所は写真奥の2階の屋根の角のところにある雨樋でした。
建物と塀には隙間が少ない状態でした。
建物と塀の近くの道路は坂道になっているため長梯子を掛けられるような場所ではありません。
今回の雨樋が外れて取れた場所は雨水を集める集水器のところと、集めた雨水を下へと流す竪樋(たてどい)との間をつなぐ雨樋が取れたようです。
この建物の雨樋は元々赤茶色なのですが一部雨樋を架け替えたようで途中で色が変わっています。
色の濃い方は「しんちゃ」と言われるものですが今回はその新しく直した方の雨樋が取れたようです。
こちらが2階から取れて落下した雨樋です。
落下した衝撃でひび割れなどの破損がないか確認しましたが、特に問題はなさそうでしたので再利用できそうです。
敷地や道路には長梯子を掛けるところが無いことをお伝えしたところ、快く室内から2階のベランダへと上がらさせていただくことができました。
ベランダからは手の届くところに問題の箇所はありました。
確認したところ、つなぎに接着剤は使われておらずただ引っ掛けているような状態でした。
雨樋の接着面をきれいに掃除をして接着剤を使ってつなぎ直ししました。