2021.6.5
高崎市のお客様の外壁が屋根のシート防水からの雨漏りが原因で壊れてしまいました。
長い年月の雨漏りにより内部の木材が腐食してしまい、外壁のコンクリートの重さに耐えられなくなったようです。
お客様より、このままでは見栄えが悪いので何かシートを張って欲しいとの依頼がありました。
シートを張るにしても腐食した木材にはシートは固定できませんので、壊れた外壁部分の代用として野縁で枠を作りました。
この野縁にシートを固定していきます。
シートを野縁に架けたところ。
最初お客様の方からブルーシートを掛けて欲しいと言われたのですが、
雨漏りしているお宅ですので少しでも壁の内部の湿度を放出できるように透湿性のある防水シートを掛けました。
シートが風で捲れないように固定します。
端の方は丈夫な防水テープで押さえてあります。
そして透湿シートを屋根のシート防水のところまで掛けて防水テープを貼りました。
この屋根の防水シートは端の方が切れているので、その防水シートの穴から雨水が入り込んでいるようなのです。
手すりの根本周りの防水シートも切れて穴が開いていました。
ここにももちろん防水テープをしっかりと巻き付けておきます。
雨漏りを直す工事をする際にはこの手すりは撤去することになりました。