2021.6.29
高崎市のお客様より縁側の木が腐ったので新しく作り直して欲しいとの依頼がありました。
写真は縁側の端の木ですが雨に濡れるなどして腐食しています。
既存の縁側を撤去しました。
使われていた木材はどれも傷んでいました。
工事前は縁側を外すことで雨戸の戸袋が下がってこないか心配でしたが問題なくて一安心です。
既存の縁側の束柱はこの四角い穴の中に収まっていましたが根本の腐食が激しかったため、
今回はこの穴を使わずに束柱を立てることにしました。
写真は穴をコンクリで埋めているところです。
そして今回新しく作り直す縁側の木材には腐食を防止するための木材保護塗料を塗ります。
木材保護塗料が一般の塗料と違うところは表面だけでなく木の内部へと浸透していくところです。
木材保護塗料はあらかじめ工事前に塗ってあります。
よく木材に塗料を浸透させるために2回塗ってあります。
今回の縁側の束柱は穴に埋め込まないので動かないように金具を使って固定します。
このような状態で縁側は家の基礎やイヌ走りのコンクリートに固定されてあります。
戸袋の下にはこの後2本の束柱を補強として入れます。
縁側の板を張り終えたところです。
長さはまだバラバラです。
ここに水糸を使って真っ直ぐに切りそろえるための線を付けます。
そして線に沿ってカッターで切りそろえます。
そして縁側の完成。
角のところなどはカンナで削ってあります。
木材保護塗料を仕上げに塗って作業は完了しました。