2021.8.5
高崎市のお客様の屋根を調査しています。写真はベランダのある板金屋根です。
板金屋根は赤く塗装されていますがところどころ塗装の膜が剥がれています。
塗装が剥がれて下地が露出するとサビやサビによる腐食の穴ができたりして雨漏りの一因にもなります。
屋根を長持ちさせるためにも板金屋根は塗装し直しておきたいですね。
同じ板金屋根の別のところの写真になります。
こちらは雨水が雨樋の中へと落とし込まれるところなので水しぶきが板金屋根にかかるところです。
そのため板金屋根の塗装の膜がかなり広範囲にわたって剥がれています。
瓦棒のところは特に激しく傷んでいてかなりサビが目立ちます。こうしたところから穴が開いていきます。
こちらは先ほどの雨樋の落とし込みのところを側面から見たところになります。
雨樋は写真で言うと左上を向いて斜めに傾いています。
これでは上から流れてきた雨水をそのまま下の屋根にこぼしているのと一緒です。
お客様にはこれ以上板金屋根の腐食がひどくならないようにこの傾いた雨樋の架け替えを提案させていただきました。
不必要に雨水がバシャバシャとかかるからなのでしょうか。
板金だけではなく屋根の側面の木部の破風板(はふいた)の塗装も膜が剥がれて傷んでいました。
破風板は塗装し直したり、木部が傷んで塗装が難しい場合は上からガルバリウム鋼板を張ったりして直します。