2021.12.14
高崎市で日本瓦の屋根のお客様の工事をしています。
今回は棟の瓦の積み直しをします。
写真は既存の棟の瓦を解体した状態です。
既存の棟の瓦は粘土で固定されていたため、粘土が劣化してしまうと棟の瓦がずれてしまう欠点がありました。
今回は棟金具を使い耐震性のある棟の瓦にします。
写真は棟金具を屋根の野地板に固定しているところになります。
棟金具は等間隔に野地板に取り付けていきます。
次に棟の瓦の軒先側にある鬼瓦を固定する作業になります。
鬼瓦の裏には針金を通すための穴があります。
既存の鬼瓦には銅の針金が使われていましたが、銅の針金はサビに弱く断線してしまうと鬼瓦が倒れてしまいます。
今回はサビに強いステンレスの針金を使い鬼瓦を固定します。