2023.07.26
高崎市のお客様より屋根の雨漏りを直したいとの依頼がありました。
雨漏りは雨が降ると常に発生しているようです。
天井際の廻り縁には雨漏りによるシミができていました。
発生場所から推測すると雨漏りの原因は屋根の中央部分にあるようです。
また別の部屋でも雨漏りにより天井にシワができていました。
こちらの雨漏りは横風を伴う雨の時に発生するようなので原因は建物の側面部分にありそうです。
屋根の中央の部分の棟瓦と外壁との間に隙間ができていました。
こうしたところから雨が入り込むことが考えられます。
棟瓦の側面を見ると塗られていたはずの漆喰が取れて棟瓦内部の粘土が流出しています。
屋根の中央を雨漏りから守るはずの棟瓦が崩れていますので、今回この棟瓦は積み直しします。
北側の窓の下の屋根と壁との際を雨から守るはずの土居のし瓦も漆喰が取れて内側に塗られていた粘土が流れ出てしまい、土居のし瓦が傾いてしまっていました。
横風を伴う雨の時にはこうしたところから雨が入り込むことは考えられます。
ここは漆喰の詰め直しをして直したいと思います。